私は節(水平線・レジサポライン)を重視してトレードしていますが、そこにトレンドラインが加わるとより注目度が高くなり、大きな値動きの基準となりやすく、信頼性が上がると考えています。

トレンドラインで反発する(反発した)、トレンドラインをブレイクする(ブレイクした)、という事実を重要視しています。

トレンドラインの引き方

ダウ理論基準で引く

※ダウ理論につきましては 処方箋 ダウ理論

一般的に、
・安値を結んで上昇トレンドライン(サポートトレンドライン)
・高値を結んで下降トレンドライン(レジスタンストレンドライン)
となり、2点以上あればトレンドラインを引くことができますが、それでは無数に引けることになるので、基準を持たせます。

上昇トレンドライン

以前の高値の起点となる安値と、以前の高値を更新した高値の起点となる安値を結ぶ

上昇トレンドライン画像1枚目
↑ このようなイメージです。

「高値の起点となる安値」であれば、赤丸も該当するのではないか?という疑問も生じるかと思います。
これはごもっともなんですが、それよりも少し大きめの目線で見ているのと、下方ピンク2点を結んだ延長上にある3点目のピンクを結べることを重視してラインを引いています。

ちなみに、↓ このようなトレンドラインもアリかと思います。
上昇トレンドライン画像2枚目
ご自分のトレードされる時間足にて、丁寧にラインを引いてみてください。
値を上下に分けるラインが引けることを確認できると思います。

下降トレンドライン

以前の安値の起点となる高値と、以前の安値を更新した安値の起点となる高値を結ぶ

下降トレンドライン画像

時間軸と大きな足のトレンドラインを意識する

水平線の考え方と同じように、時間軸と大きな足のトレンドラインを意識することも重要です。

短い時間足よりも長い時間足の方が注目度は高いからです。

月足 → 週足 → 日足 → 4時間足 → 1時間足 の順番で、トレンドラインを引いてみてください。
その際、大きな時間足に引いたトレンドラインを踏まえて、下位足にトレンドラインを引いてみてください。

今まで見えていなかったものが見えるかもしれません。

ヒゲを考慮して引く

水平線もそうですが、ヒゲを考慮してラインを引くかどうか、迷うと思います。

ヒゲを含めるかどうかは、正直、どちらでもよいと思いますが、個人的には「ヒゲであってもその値をつけた事は事実」なので、考慮して引くのがよいのではないかと考えます。

ヒゲを考慮することでダウ基準のトレンドラインを引ける場面もありますし、ヒゲを無視することでキレイに引ける場合もあります。

これは「絶対はない」ことを表すものであり、ここに拘って時間をかけるよりも、絶対はないことを前提として先に進んだ方が効率的だと思います。

トレンドラインが破られた後に同方向にトレンドラインが引ける場合

ブレイク後のトレンドライン画像1
トレンドラインを値が抜けたものの、再度同じ方向にトレンドラインが引けることがあります。

大きな時間足で明確なトレンドが出ている時に多いですが、そんな時は一旦引いておいて、さらに直近を重視して引いてみてください。
ブレイク後のトレンドライン画像2
↑ダウ理論的にはトレンドが継続しています。

【例外】チャートパターンを認識するために引く

ここまで、原則としてトレンドラインはダウ基準で引くことをご説明してきましたが、例外として、チャートパターンを認識するために引くトレンドラインもあり、その場合はダウ基準とならない場合があります。

チャートパターン認識用トレンドライン画像
いわゆる「ペナント」です。

※チャートパターンにつきましては 処方箋 チャートパターン

また、確率の問題ですが、ダウ基準でないトレンドラインでも注目されるラインは当然存在し、反発したり抜けたりすることで値動きの基準となることもあります。

水平線同様、最初はラインを引きまくって、どのように意識されているのかを知ることは重要かと思います。

トレードへの活用

トレンドラインブレイク画像
・単純なトレンドラインブレイク
・トレンドラインブレイク後の逆タッチ

トレンドラインでの反発画像
・トレンドラインでの反発

アイデアとして上記のようなものがエントリーや決済(利確・損切り)に使えると思います。

しかし、いくらダウ理論を用いて厳選してトレンドラインを引いたとしても、そのラインブレイクで闇雲に仕掛ければ勝てるというものではありません。
(いや、実はやり方次第で勝てるんですが。。検証して統計を取ってみてください)

優位性や期待値を考えるのであれば、トレードも厳選すべきです。

私は大きなトレンドの中で、同方向へ向けたトレンドラインブレイクを狙っています。
トレンド方向へのトレンドラインブレイク画像

なお、トレンドラインを用いた実践的な手法を、トレーニング手法として公開しております。
トレーニング手法公開ページ
よろしければご覧ください。

無駄な損切りを減らすために

トレードへの活用ですが、単純に、
抜けた! と思って入ると、引かされることが往々にしてあります。
トレンドラインの活用1

そこで、よくよく見てみると、ブレイクポイントの少し上に節目があったりします。
トレンドラインの活用2

ですので、注意深く、慎重に、チャートを丁寧に見ることが重要だと思います。

ちなみに、一瞬引かされても最終的にはこんな感じで狙う値幅は消化したりするんですがw
トレンドラインの活用3

さらにちなみに、狙う値幅に届く前に、建値を割ったり、
ポジションを持ち続けることが精神的にキツく感じる場面が往々にしてあります。

相場は自分の思い通りに動くことはあり得ず、買いと売りの攻防、さらには騙し合いであるためですが、
そこで普通にポジションを持ち続けられるのは、手法・ルールに対する確信・自信であり、
それは自分に対する確信・自信であります。

『分かっていてもできない』場合は、メンタル・マインドを整えると上手くのですが‥。
自分でなんとかしようと思うと、大変で難しいんですよね。。

しかも画一的に何とかできる問題でもなく、個別に丁寧に解決する必要があります。

メンタル・マインド面を整えて、優位性あるルールを遵守できるようになりたい方へ、
こちらでお役に立つことができれば、と思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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